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土橋小学校の講演を終えて

当日はよく晴れわたり、清々しい朝でした。
私の気持ちも初めての小学校の講演で初々しい気持ちでした。
豊田市土橋小学校は私の営業マン時代によく通った地域にあり、とても親しみを感じていました。PTAの皆様が私のビデオやホームページの詩をスクリーンに映して朗読してくれている時間が、打ち合わせをしていた時間でちょうど現地に到着しました。
私は舞台のそでに詩が終わる前にスタンバイできました。詩を朗読し終わるとき、休憩になることになっていましたから、その時に高学年の全員が私をナマで見ることになります。みんなの瞳を見ていると、まるで宇宙人に遭遇したように驚きに眼差しでいっぱいでした。休憩が終わってみんながきれいに隊列を整えて座っています。私の1時間10分の講演のスタートです。私はみんなに「オッハー!」と呼びかけて始まりました。みんなも大きな声で「オッハー!」と返してくれて会場は和やかになりました。これでみんなと私の垣根はとれたのです。私が必ず使う手なのです。その時の会場の雰囲気でやるパフォーマンスは変わるのです。私たちはリハーサルなど一度もやったことはありません。それは会場の雰囲気に合わせてアドリブでやった方が楽しいし、必要な言葉かかってに天から降りてくるのです。私たちはこういうスタイルで講演しているのです。今回は小学生の高学年と父兄の皆様の前でしたから、わかりやすく話したいなぁと思っていましたから、原稿にはありませんが、イメージの大切さを伝えるときに突然野球の話が降りてきました。それは9回に2アウト満塁で、4対3で負けているときに、自分にバッターボックスが回ってきたと想像してください。みんなにここで質問しました。大半の子供たちは打てなかったらどうしようと考えていました。ここがポイントなのですが、数人の子供はヒットを打って勝ったイメージをしてくれました。一番前で茶色の服を着た大柄の男の子もそういうイメージをしてくれていました。これは潜在意識の活用と言って、95パーセントの使われていない意識の活用なのです。大概イメージしたとおりになるのです。私が48年生きて、知らず知らずに使っていましたが、そういう本はたくさん出ていますから、皆さんも読んでみることをお薦めします。

子供たちにも早く知って欲しかったから、今回はそういう話をいたしました。その後、6年1組の○○番の子にある質問をしたら、先ほど当てたばかりの子、一番前で茶色の服を着た大柄の子に偶然当たってしまい、会場は大爆笑に包まれました。それは最初に当てたときに「一番前であくびをしている茶色の服の子」とあてたからでした。そういう和やかな雰囲気のまま1時間10分の講演は終わりました。
そして校長先生のあいさつがお決まりの様に始まったかと思ったら、なんと!みんなでBELEIVE(ビリーブ)を合唱して、その後に前日が私の誕生日だったことを知っていらして、みんなでハッピーバースディーを歌おうと言ってくださるではありませんか!私は初めてのことで、どうなるのかと胸を躍らせていました。いよいよBELEIVEが始まりました。みんな一生懸命に歌ってくれて、その姿を見ていたら、自然に涙が溢れてきました。それにハッピーバースディーを歌ってくれて私の心は今までにない感謝の念でいっぱいになり、天を向いて思わず感謝をしたほどでした。
こんな素敵な誕生日プレゼントは初めてだったからです。生きることの大切さを伝えながら、私自身、生きていて良かったと思った瞬間でした。
(右のオーディオスタートボタンをクリックして天使のような歌声をぜひ聴いてください。)




今回は、土橋小学校のPTAの皆様のご尽力にただただ頭の下がる思いです。
本当にありがとうございました。


追伸:なんと校長先生はまだ駆け出しの営業マンの時代の名古屋トヨペットのお客様でした。世間はせまいですよね。 ありがとうございました。